ポルシェフリーク必見!
この本では、あの有名なリアエンジンのスポーツカー、ポルシェ911の生誕60周年を記念して、60台の名車と共にその歩みを振り返ります。
ポルシェ911は、まさにスポーツカーの代名詞。スタイリッシュで速く、サーキットでも活躍するエキサイティングな車です。1963年のプロトタイプデビュー以来、常識を打ち破りながらも、その美しいフォルムとレーシングカーとしての魂を失うことなく進化を続けてきました。
「ポルシェ911 60 Years」では、ポルシェに詳しい著者ランディ・レフィングウェル氏が、1964年から2024年までの、毎年一台ずつの計60台の名車を紹介しています。エンジニアリング、デザイン、開発、レース、そして文化など、911の歴史全てが、魅力的な車と共に紐解かれていきます。
本書に登場する車種の一部は、こんなものがあります。
- 1964年 901 カブリオレ プロトタイプ
- 1967年 ブルース・ジェニングス 911 S
- 1971年 911 S サファリ
- 1975年 ルイーズ・ピーチ 930 ターボ
- ル・マン優勝車 1980年 935 K3
- 1987年 ルフ CTR イエローバード
- 1991年 964 カレラ RS
- 1997年 ルフ ターボ R
- ル・マン優勝車 1998年 996 GT1
- 2006年 ポルシェクラブオブアメリカ50周年記念 911 クーペ
- 2010年 911 スポーツクラシック
- 2018年 ターボ S エクスクルーシブ
- 2023年 ダカール
もちろん、本書はただ車を紹介するだけではなく、その裏に携わった人々にもスポットを当てています。
タイムレスなデザインを手がけたフェルディナント・ポルシェ(息子)や、その後継者であるアナトール・ラピーヌ、ハーム・ラガアイ、ミヒャエル・マウアー氏。
911を開発中止の危機から救ったポルシェCEO ペーター・W・シュッツ氏とその意思を継承したリーダー陣、特にヴェンdelinヴィーデキング氏。
ヘルムート・ボット博士、ハンス・メッツガー氏、ヴァレンティン・シェーファー氏といったエンジニアリングの天才たち。
ゲルハルト・シュレーダー氏、ハインリッヒ・クレー氏、ペーター・ライジンガー氏、アンソニー・ハッター氏、グラント・ラーソン氏といったスタイリストやモデラーの方々。
一つ一つの車にはポルシェ社が所有する歴史的な写真が添えられ、さらに美しいコンテンポラリー写真もふんだんに使用されています。
「ポルシェ911 60 Years」は、ポルシェオーナーやファンにとって必携の一冊と言えるでしょう。